Re Start

次の仕事は長く働きたい・・(泣)。

ブルーベリーの仕事に向けて、2日間で荷造りを済ませ次の目的地【Otautau オタウタウ】に向かった。

 

泊まっていた宿から【Otautau オタウタウ】までは3時間ほどので着くが、どうやら街に安宿が無いようなので【Riverton リバートン】とうい隣町で宿を取ることにした。

 

【Riverton リバートン】に着くと・・・この街すごく小さい。

 

スーパー、古着屋、カフェはあるものの・・全て合わせても10件も無く、河口近くの街で海の匂いがする。

 

さらに今回の宿には暖炉、バーカウンター、ビリヤード、ダーツがあり、ゆったり過ごせそう。近くには有名なトレッキングコースがあるらしく、宿泊者のほとんどはそれが目当てだった。

 

宿の人に長く滞在したいという事を伝えたら数日後には個室を用意してくれた。

しかも2人部屋を1人で使える!!最高!

 

そしてブルーベリーの仕事も始まった。

なんと今回は時給ではなく・・完全歩合制

ブルーベリーを収穫した量で給料が決まる。

頑張れば時給の2倍くらい稼げるとか!

これは期待しちゃうね。

さらに歩合制なので休憩は自分のタイミングで取ることができる。

 

しかし・・ブルーベリーが多くなっている木や少ない木もあり、慣れるまでは少し最低時給を下回りそう。

だが音楽聞きながら自分のペースでできるのはありがたい。

 

 

しかし他の従業員・・・ほとんど休憩してない・・。

 

俺はキッチリ休憩するけどね!笑

 

宿の居心地が良いこともあり多く稼げてるわけでもないが、楽しんで働いてる気がした。

帰る場所の雰囲気が良いと楽しい!

 

結婚生活にお悩みの方!!

居心地の悪い家にしたら旦那はすぐに帰って来ませんよ!

居心地の良い家ならすぐに帰ってきます!

多分ね・・?

 

 

そんな生活が数週間続き、ある朝ミーティングが開かれた。

仕事の説明が少しありその後、ボスが従業員の4〜5割ほどの人数を別室に呼んだ。

ここに呼ばれたのは最近収穫が少なかった人達だ。

俺もその中に呼ばれていた。

 

こっぴどく怒られるのか・・・そう思っていたら。

 

 

 

解雇通知。

え・・・・?

また・・仕事なくなるの・・(泣)

ここで、その場にいたフランス人女性が抗議。

「歩合制とはいえ最低時給以下の賃金しか払ってないんだから、払ってねボス?」

そう、ここに呼ばれている人はニュージーランドの定めた最低時給を下回っている給料の人。

昨日仕事を始めた人や、2週間近くやっている人もいた。

この一言にボスが言い訳を始める。

それに呆れて帰る人もいた。

しかしフランス人女性は

「最低時給払いたくないならそれでもいいけど、そうなると裁判になるよ?」

とボスに伝える。

ボス黙る。

フランス人カッコイイ・・・。

切り替えの速さも凄いし、堂々と言えるのは素敵。

まるでジャンヌ・ダルクのようだ。

 

え?俺は何をしていたかって?

ブルーベリーソフト食ってました。

味薄くて、あんまり美味しくなかったね。笑

 

ジャンヌ・ダルクがみんなのアドレスをメモしてボスを追い詰めてた。

当たり前のことだが、経営者としておかしいし法的にも間違っている。

だけど、イカれたボスなんて世の中たくさんいるね。

日本だったら「触らぬ神に祟りなし」って感じで何も言わずに去るんだろうけど・・。

しかしそれでは、自分の中にある正義というモノが無くなってしまう気がする。

ここまで明確な間違った事に対して何も言わないというのはそれを容認する事と一緒なのかもしれない。

どうせ言っても何も変わらない・・もう関係無いから・・では無くて自分の中の考えを守る為にも「間違っている」と声を出すのはとても大事だ。

これは間違った人を増やさない為に必要だと思う。

 

ソフトクリーム食ってる場合じゃないよ!笑

 

ジャンヌ・ダルクはこうして勝利を掴み、仕事は解雇になったが俺たちはなんだか気分が良かった。

 

また仕事・・・探さないと。(泣)

ソフトクリーム食ってる場合じゃない。

次回へ続く。